首都高機械メンテナンス株式会社

OBメッセージ

新生麦事務所の第1課はトンネル換気設備、路面排水ポンプ設備、軸重測定設備を担当しており、私はそのなかで軸重測定設備の維持点検、補修業務などを担当しています。現在、軸重測定設備に対する認識は重要度を増しています。都市部にある首都高は高架が約8割を占めていて、過積載車両が路面や橋脚など構造物に与える影響は大きなものがあり、警告を行い、そういった車両を減らしていく軸重測定設備への注目度が高まっているのです。
そのため軸重測定設備についての首都高グループ間における情報共有などの体制をより強化する為、「軸重ワーキング」という名称の会議が定期的に開かれています。ここで若手ながら私も軸重測定設備の状態、故障への対応などデータ共有のための方策などについて提案や意見を述べることができるので、それが大きなヤリガイにもなっています。
新生麦管轄の料金所は37ケ所、このうち軸重測定装置がついている料金所が16ケ所、レーン数でいうと計47レーンあります。今後、通行車両の軸重を管理していく上で、更に設置場所の検討がされ、設備の規模も大きくなり、設備そのものもどんどん進化しています。今、首都高の保全において軸重に対する考え方が転換期を迎えています。そこに関わっていることの責任の重さと同時に、仕事の面白さを感じています。もともと首都高というインフラを支える、社会的貢献度の大きな仕事に興味をもって入社を志望したので、非常に充実した日々を送っています。
将来的には軸重だけではなく、当社の業務全てを経験し、第一線に立ちながら首都高の機械設備について全て対応でき、指示できるような人材になるのが目標です。そのためにまだまだキャリアを積む必要があるし、取得したい資格もあります。当社はこうした希望に対しても柔軟に受け入れて、活躍の場を与えてくれる体制があると思います。働きやすく、モチベーションを保てる環境で頑張れることに感謝しています。