首都高機械メンテナンス株式会社

座談会People

入社1年目の若手社員が、 就活の振り返り、会社の魅力などについて語り合いました。

就活では「インフラ」がひとつのキーワードでした

■入社の経緯を教えてください。

【白井】就職氷河期でしたから、数十社受けましたがすべてダメでした。それで大学の就職課で紹介されたのが機械メンテで、求めていた安定性もあるし、話しを聞いてみて良い印象を持ったので決めました。

【水谷】就活当時は、リーマンショックの影響もあり、とても苦労した記憶があります。機械メンテは就職サイトには掲載されていませんでしたが、役員に大学OBがいた縁もあり、大学の説明会で出会ったのが縁でした。

【田島】二人とは異なりますが、施工管理の仕事がしたくていくつか会社を受けていました。その一つが機械メンテで、これからの世の中に求められる仕事というイメージがありました。

 

■現在どのような仕事をしていますか。

【白井】新生麦事務所第2課は、料金所機械設備、建物機械設備、トンネル消火設備、路面排水設備を担当しており、私は主にトンネル消火設備の補修とそれに伴う保安規制をメインに行っています。また第2課は消火と建物系に分けており、私は主任と消火を担当しています。

【水谷】昨年の7月から、現在の辰巳事務所第4課に配属になり、料金所の機械設備、建物機械設備、その他設備を担当しています。現在抱えている大きなミッションは大井換気所の給水設備の新設工事です。ルートが長いため、ポンプの容量も大きく、電源確保や首都高本線の通行止め規制調整など問題が山積みです。第4課の設備は、料金所など24時間フルで動いているので、大井換気所以外にも早急な対応が求められるケースもあり、色々苦労もあります。

【田島】新生麦事務所第3課で、建築の維持、メンテを担当しています。主にトンネルの規制や規制に絡む調整を行っています。ほかには料金所系の維持もあり、建築にはそのほか建物もありますが、今年から担当を分けており、私は料金所系を担当しています。


とても雰囲気の良い会社である点に惹かれました

■仕事のやりがいをどう感じていますか。
【水谷】公共性のある事業に携わっていることがヤリガイです。先程話した大井換気所の給水もトンネル防災のための給水ですし、担当する現場がすべて首都高という、社会になくてはならない巨大なインフラに関わることなのでそこを支えている点が一番ですね。
【田島】案件の幅が細かく広いので、それをやり切ることにヤリガイを感じています。全ての作業を綺麗に回せるように考えて動いています。
【白井】例えば消火設備の漏水系、配管に問題を発見し、協力会社と一緒に補修出来た時にヤリガイを感じますね。また技術を伸ばすことが実感出来たときも嬉しいです。

■技術の修得をはじめ教育体制はどうですか。
【水谷】先輩をはじめ周囲のサポートは十分感じています。私たちの世代はOJT中心の教育で、自分からどんどん聞いて知識、技術を吸収してきました。会社には蓄積された技術があるので、それをモノにするかどうかは自分の姿勢にかかってくるように思います。
【白井】そうですね、自ら聞いて学んでいくというスタイルですね。OJTの担当としてついてくれた先輩に、とても優しく一から指導してもらった印象があります。
【田島】現在の教育体制は私たち新卒一期生の当時に比べ、8年目を迎えて、かなり充実した内容になっていますね。新卒の方は安心してイイと思います。周囲がしっかりフォローする風土は変わっていませんから、より良い環境で成長していけると思います。

研修は、首都高を支える現場を知る良い経験でした

■ジョブローテーションについて振り返って
【田島】私は建築設備の補修を事務所を変わって5年経験し、今は維持に携わっていますが、事務所が異なれば工事の内容、環境、条件なども変わり、色々な経験が積めるので技術の修得面ではとても良い制度だと思っています。

【白井】最初に配属された技術課では原価管理を担当しました。正直当初は、資料作成の意味も深く理解出来ていませんでしたが、たとえば先日、自分の仕事に関して経理課から原価管理の説明を受けたのですが、すんなり理解出来て、ローテーションの意義を実感しました。技術系のローテーションについても同じことが言えますね。
【水谷】私はまず辰巳事務所で現場を経験し4年目に、企画課に異動になりました。自分としても意外な異動でしたが、3年間現場も見ていたことで仕事の全体像がより理解しやすくなりました。技術系も各設備の関連性はあるのでローテーションしていく意味は大きいと思っています。

■それぞれの課題や目標についてどう考えていますか
【田島】現在、耐震補強工事が着手されているのですが、そういうプロジェクトを任されるようになりたいですね。そのためにはもっと経験も必要ですし、資格も取得しなければなりませんが、機械メンテの現場で現場代理人を務められる人材になることが目標です。

【白井】まだサブ担当なので、ある分野のスペシャリストになりたいですね。現在は色々な設備を回っているので。もう少ししたら極めていきたい分野を定めたいと思います。また将来的には海外事業に携わりたい。首都高本体が海外へ目を向けた動きをしているので、機械メンテとしてもその機会はあると思っています。そのために資格取得や語学の勉強に励んでいきたいと思っています。
【水谷】現在、管工事の1級を受験して結果待ちです。自分はまだ技術力が足りないと感じていて、もっと色々な現場を経験してスキルを高めていきたいです。初めての現場では、まだまだ知らないことが多く、自分の未熟さとともに吸収出来る喜びも感じています。将来の目標というより目の前の仕事に一つひとつ向き合っていきたい。また私は本社も経験しましたが、性格的には現場が向いているかなと思っています。

 

配属になったばかりなので、今は少しずつ仕事を覚えています

■就活をしている学生さんへメッセージをお願いします。
【田島】
機械メンテも私たちを第一期に新卒が入り、平均年齢も若くなってきました。コミュニケーションしやすい環境だし、仕事もしやすいと思います。また首都高というインフラを支える仕事なので、厳しい現場もあるかも知れませんが、社会貢献の面で大きなヤリガイをもてると思います。
【白井】風通しがとてもいい会社です。年齢や職位での壁がなく、フレンドリーな雰囲気があり、アットホームな居心地の良さもあります。現在の部署に後輩はいませんが、今後、後輩ができたら何でも相談に乗って大事に育てていきたいと思っています。
【水谷】私たちの仕事場は建設現場でもあるので、時には作業服が汚れるような現場にも直面します。しかし公共性の高い仕事なのでヤリガイは十二分に感じてもらえるはずです。私たちが入社した当時と比べると、若い人が増え、これから入ってくる人を羨ましいとさえ感じます。若い世代でぜひこれからの機械メンテを盛り上げていきましょう。

 

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