軸重調整装置付 試験車

高速道路の安全を守るため、重要度が高まる 軸重測定設備を維持する「軸重調整装置付試験車」

料金所機械設備の維持管理・補修、清掃業務

1 高速道路はどんな車でも走れるの?
2 すごく大きな車や重い車は、
道路や橋にダメージを与えるので、重量制限があるんだよ。
3 なぜなら首都高速は高架が約8割を占めていて、ほかの高速道路の中心としてつながっているから過積載車両の監視が必要なんだ。
4 そのため料金所には軸重測定装置があり、その働きを維持点検するために「軸重調整装置付試験車」が生まれたんだ。

首都高機械メンテナンスは、料金所を通過する車両の軸重量を計測する軸重測定設備の維持点検や補修を行っています。車両重量は、道路構造物にも影響を与えるため、その測定は安全を守るうえでとても大切です。また料金所ブースや空調設備、衛生設備、消化器などの維持点検や補修、さらにはブース、レーン、アイランド清掃、レーン入口部分の点検、アイランドにある植栽の管理なども行っています。

「軸重調整装置付試験車」は、車両上にある試験用ウェイトを進行方向前後に移動させ停止位置を変えることで、任意に軸重の設定が可能です。さらに低速から高速まであらゆる走行状態で計測できるためETC運用レーンや一般道路における重量計測や橋梁の構造調査などで活躍します。